形状検索・3D類似検索とは

ことばの意味
形状検索・3D類似検索とは

形状検索(3D類似検索)とは、図面や3Dモデルの形状そのものを手がかりに、似た過去図面を見つけ出す検索のことです。図番・品名を覚えていなくても、形から過去設計を引けます。

関連データ:図面検索 約30分→1秒(※当社調べ)

設計者が新しい図面を起こすとき、過去に似たものを作っていることは珍しくありません。問題は、その「似た図面」を、図番も品名も思い出せずに探すこと。名前で探す検索では、ここで詰まります。形状検索は、名前ではなく「形」で探す方法です。

名前で探す検索の限界を、形が超える

よくある場面です。設計者が新しい依頼を受けて、「これ、前に似たような部品を作った気がする」と感じる。でも、それが3年前のどの案件だったか、図番も品名も思い出せない。ファイル名や図番で探す検索は、この「正しく名前を覚えている」が前提なので、ここで手が止まります。結局、長くいるベテランに「あれ、どこだっけ」と聞いて回ることになります。

形状検索は、この前提を外します。図面の形や寸法そのものを手がかりにして、似たものを照合するからです。手元の図面を放り込めば、「形が近い過去図面」が出てくる。名前を覚えている必要がないので、入社したばかりの人でも、ベテランに聞かずに過去設計へたどり着けます。

流用の初動を速くし、品質を安定させる

似た過去図面がすぐ出れば、設計者はそれを下敷きにできます。ゼロから線を引き直す代わりに、すでに作って・検証済みの設計を流用できる。設計の初動が短くなるうえに、一度きちんと動いた実績のある設計を使うので、品質も安定します。

形状検索が効かせているのは、「設計流用」という、ものづくりの基本動作です。これまで「あの人が覚えているから流用できる」という属人的な記憶に頼っていたものを、誰でも使える仕組みに移す——そこに意味があります。

似た形で過去図面を引く

形状検索は、図番ではなく図面の形そのものを手がかりに、似た過去図面を探す検索です。この照合を備えているのがARCHAIVEで、3Dデータを含む過去設計から近い形を引き出せます。番号や品名を思い出せなくても探せる点が、文字情報に頼る検索との違いです。

出典
  • 図面検索 約30分→1秒(※当社調べ)

よくある質問

Q.2Dの図面でも形状検索できますか?
製品により対応範囲は異なりますが、2D図面の形状・記載文字を手がかりにした類似検索も実用化されています。3Dモデルがあれば、より立体的な形状での照合が可能です。
Q.キーワード検索と何が違いますか?
キーワード検索は文字情報(図番・品名)が前提です。形状検索は形そのものを手がかりにするため、名前を覚えていなくても探せます。