セマンティック検索とは
セマンティック検索とは、入力された言葉の意味を解釈し、表現が違っても意味が近い情報を探し出す検索のことです。文字の完全一致に頼らず、「言いたいこと」で探せます。
キーワード検索では、入力した語と完全に一致する文字しか引っかかりません。「ブラケット」で探しても「取付金具」と書かれた図面は出ない、ということが起きます。セマンティック検索は、文字の一致ではなく「意味の近さ」で探します。
文字一致の壁
製造現場では、同じものが人や時代によって違う言葉で書かれます。たとえば、ある部品を、設計者は「ブラケット」、現場のベテランは「取付金具」、別の図面では「ステー」と記している。三者とも同じ部品を指しているのに、表記がバラバラです。
ここで「ブラケット」と入力して検索すると、文字一致の検索では「ブラケット」と書かれた図面しか出ず、「取付金具」「ステー」と書かれた図面は埋もれてしまいます。探している本人は「無い」と思い込み、結局また同じ部品を一から描いてしまう。セマンティック検索は、言葉の意味を解釈するので、表現が違っても同じものとして拾い上げ、この取りこぼしを防ぎます。
自然言語での検索を成り立たせる土台
「厚さ5mmのステンレスのブラケット図面はある?」と、ふだん話す言葉のまま検索できるのは、このセマンティック検索が「言いたいこと」を解釈しているからです。
これは、現場の誰もが、専門的な検索のコツを覚えなくても過去データにアクセスできる状態を作ります。「どう検索すれば出てくるか」を知っているベテランだけが速い、という属人的な状態から、新人も同じように引ける状態へ——検索が、特定の人の「コツ」から解放されるわけです。
言葉の意味で探せるようにする
セマンティック検索は、文字の一致ではなく言葉の意味で探す検索で、言い回しが違っても近い内容を見つけられます。この意味ベースの検索をAIで備えているのがARCHAIVEです。表記のゆれや専門用語の違いで目的の情報にたどり着けない、という場面を減らします。