AI見積・自動見積とは
AI見積(自動見積)とは、図面・過去案件・単価データをAIが解析し、見積の根拠となる類似実績や概算を自動で提示する仕組みのことです。ゼロから積み上げる手作業を減らします。
関連データ:見積工数 約90%カット(※当社調べ)
見積作成は、製造業で最も時間と勘が要る業務の一つです。「この図面なら、過去のあの案件と同じくらい」というベテランの判断が、見積の速さと精度を支えてきました。AI見積は、この判断の根拠を、勘からデータへ移します。
見積が遅く・属人的になる理由
見積が時間を食うのは、その中身が「探して、思い出して、読む」の積み重ねだからです。担当者は、過去の似た案件を記憶をたどって探し、「あのときの単価はいくらだったか」を思い出し、図面を見て工数を読む。そして、この一連を一人のベテランが頭の中でやっていることが多い。
だから、そのベテランが休むと見積が止まり、出てきた見積も「なぜこの金額なのか」の根拠が残りません。見積の属人化は、受注のスピードと、価格の一貫性の両方に効いてきます。「Aさんが出すと安く、Bさんが出すと高い」が起きるのは、判断が個人の中にあるからです。
過去実績の流用が、見積を速くする
AI見積は、類似図面検索とセットで効きます。手元の図面に「形の似た過去図面」と「そのときの見積・単価」をひもづけて引き出せれば、担当者はゼロから積み上げるのではなく、過去の実績を下敷きにして調整するだけで済みます。
図面を起点に案件情報が構造化されていれば、見積の根拠が一連でたどれ、そのまま帳票(見積書)の生成までつながります。これまで勘で出していた見積が、「過去のこの実績にもとづく」と説明できる形式知になる——属人的だった見積が、誰でも根拠を持って出せるものに変わります。
見積の初動を軽くする
AI見積は、過去の類似案件や図面をもとに、見積の最初のたたき台を作る支援です。この初動を担うのがARCHAIVEで、見積にかかる工数を約90%カットできるとされています(※当社調べ)。ゼロから積み上げる代わりに、過去の実績を起点にできる点が、手作業の見積との違いです。
- 見積工数 約90%カット(※当社調べ)