セキュアクラウド・AWSとは
セキュアクラウドとは、暗号化・冗長化・バックアップ・監視といったセキュリティ対策を備えたクラウド基盤のことです。AWS(Amazon Web Services)は、その代表的な基盤で、官公庁や大手企業のシステムにも採用されています。
機密図面をクラウドに置くことへの不安の裏には、「自社で管理したほうが安全では」という感覚があります。しかし実際は、専門のクラウド基盤に預けるほうが安全になることが多い。その理由を整理します。
「自前の警備員」と「専門の警備会社」
ビルの警備を考えてみてください。自社で警備員を1人雇う場合、その人が休めば警備は手薄になり、最新の防犯設備に投資する余裕もありません。一方、専門の警備会社に任せれば、24時間体制で、最新の設備とノウハウで守ってくれます。
クラウドのセキュリティも同じ構図です。自社サーバーの安全性は、自社の体制次第——パッチ適用は後回しになり、災害対策も限られ、専任担当もいない、というのが中小企業の現実です。AWSのような基盤は、専門組織が24時間体制で、暗号化・冗長化・バックアップ・監視を継続運用しています。個社で同じ水準を維持するのは、人もコストも現実的に不可能です。だから「専門の警備会社に任せる」ほうが、結果として安全になり得るのです。
比べるべきは「クラウド」対「自社の現実」
判断を誤らせるのは、「クラウドは漠然と不安」という感覚です。比べるべきは、理想の自社管理ではなく、現実の自社管理です。
「専任のセキュリティ担当もなく、何年も前のサーバーを動かし続けている自社」に機密図面を置き続けるリスクと、「専門組織が世界水準で運用する基盤」に乗せるリスク。この2つを並べたとき、どちらが現実的に安全かを考える——それが、クラウド導入を判断する正しい物差しです。ただし、基盤が安全でも、その上の権限設定や運用が甘ければ穴になります。基盤と運用の両方が揃って、はじめて安全になります。
基盤の守りをどう確かめるか
セキュアクラウドは、自前でサーバーを守るより、専門の事業者が運用する基盤に預ける考え方で、規模の大きい対策を利用できます。クラウドで提供されるサービスでは、その土台がどう守られているかが安心に関わります。ARCHAIVEが利用する基盤とその安全性については、検討時に確認できる項目になります。