SCM(サプライチェーンマネジメント)とは

ことばの意味
SCM(サプライチェーンマネジメント)とは

SCM(サプライチェーンマネジメント)とは、原材料の調達から生産・在庫・物流・販売まで、製品が顧客に届くまでの一連の流れ全体を管理し、効率化する取り組みのことです。一部門だけを速くしても、全体は速くなりません。

ものづくりは一社で完結しません。材料の調達から顧客への納品まで、複数の企業と工程がつながった流れ全体を管理する考え方がSCMです。経営層が関心を持つ領域です。

「鎖」のどこかで、滞らせない

サプライチェーン(供給連鎖)とは、「材料→部品→組立→出荷→販売」という、製品ができて届くまでの鎖のことです。SCMは、この鎖のどこかに在庫の偏りや遅れが出ないよう、全体を見渡して調整します。一部門だけを効率化しても、別の工程で滞れば全体は速くなりません。

流れを「見える化」する

近年は、感染症や災害で供給が止まるリスクへの備えとしても重視されています。流れ全体をデータで可視化し、変化に素早く対応できる体制づくりが課題になっています。どこに在庫があり、どこで滞っているかが見えなければ、調整のしようがありません。

供給網の川上、設計・調達のデータを整える

SCMが供給の流れ全体の管理だとして、その川上にあたる設計・調達の情報を整える役割を担うのがARCHAIVEです。図面や部品情報が構造化されていれば、調達先とのやり取りや見積の根拠が明確になる——供給網そのものの管理ではなく、その土台となる設計・調達データの整備を支える位置づけになります。

よくある質問

Q.SCMとERPはどう違いますか?
ERPは企業内の経営資源を統合管理する仕組み、SCMは企業をまたいだ供給の流れ全体を管理する取り組みです。範囲が異なります。
Q.中小製造業にSCMは関係ありますか?
あります。自社が供給網の一部である以上、調達先や納品先との情報連携・在庫調整は、規模を問わず課題になります。