物件管理・物件ツリーとは

ことばの意味
物件管理・物件ツリーとは

物件管理とは、1つの物件(建物・工事)にまつわる図面・書類・原価・取引先・経緯を、物件単位でまとめて管理することです。物件ツリーは、その物件の構成を階層(建物→階→工区など)で表示したものです。

建設の情報は、物件ごとにまとまっているようでいて、実は散らばっています。図面はサーバー、書類はメール、協力会社との取り決めは担当者の頭の中。1つの物件の全体像を把握するだけで、あちこち探し回ることになります。

「物件ページ」に、すべてが集まる

物件管理の発想はシンプルです。1つの物件に関わるものすべてを、その物件の「ページ」に集める。図面も、施工計画書も、検査記録も、協力会社とのやり取りも、原価も。

これがなぜ効くかは、引き継ぎの場面を考えると分かります。担当者が異動・退職したとき、後任は「この物件、何がどうなっているのか」をゼロから集め直すことになります。図面はどこ、あの変更の理由は何、あの協力会社との取り決めは——と聞いて回る。物件ページにすべてが残っていれば、後任はそのページを開くだけで経緯までたどれます。引き継ぎのために資料を再整理する手間が消えるのです。

物件ツリーが「影響範囲」を見せる

物件ツリーは、物件の構成を階層で表示します。建物全体があり、その下に階や工区があり、さらにその下に図面や書類がぶら下がる、という入れ子の構造です。

これが効くのは、仕様変更が起きたときです。「この変更は、どの図面・どの工区に影響するか」を、ツリーをたどればひと目で確認できます。フォルダにバラバラに置かれていると、影響範囲を人が記憶と勘で追うことになり、抜け漏れが生じます。ツリーで構成が見えていれば、変更の波及先を取りこぼしません。

物件単位で情報を束ねる

物件管理は、一つの建物にまつわる図面や書類を、物件を軸にまとめて扱う考え方です。製造業の案件管理にあたる仕組みを、建設業の物件単位で備えているのがARCHAIVEです。物件ごとに情報がまとまることで、過去物件をたどり直す手間がかからなくなります。

よくある質問

Q.物件管理とフォルダ整理は何が違いますか?
フォルダは図面を「置く」だけです。物件管理は、図面に加えて書類・原価・取引先・判断の経緯まで物件単位でひもづけ、検索・追跡できる状態にします。
Q.物件ツリーは自社の構成に合わせられますか?
表示する階層や項目を、自社の業務に合わせて調整できるのが一般的です。建物→階→工区など、自社の管理単位に沿わせます。