ERP連携とは
ERP連携とは、基幹システム(ERP)と図面・部品情報を連携させ、設計側のデータと経営側のデータをつなぐことです。部品表や原価情報を、両システムで一貫して扱えるようにします。
ERPは、受注・在庫・原価・会計といった経営の数字を扱います。図面管理は、設計の情報を扱います。この2つがつながると、設計から経営までが同じデータで動きます。
「設計」と「経営」が別々だと、何が起きるか
多くの会社で、設計の世界と経営の世界は分断しています。設計は図面と部品表を持ち、経営(ERP)は受注・在庫・原価を持つ。両者がつながっていないと、同じ情報を二重に入力し、数字がずれます。
たとえば、設計で部品構成(BOM)が変わったのに、その情報がERPに伝わらず、ERP側は古い構成で原価を計算し、必要数を読み違える。設計と経営が別々のデータで動いている限り、こうした食い違いは避けられません。ERP連携は、設計側の部品情報を経営側に流し、両者を同じデータでつなぎます。
連携の前提は、設計データの構造化
ここで重要なのは、ERP連携が効くには、設計側のデータが構造化されている必要がある、という点です。
ERPが部品情報を正しく受け取るには、部品表(BOM)や員数が、データとして整っていなければなりません。図面が画像のまま、部品情報が担当者の頭の中にある状態では、つなぐべきデータがそもそも存在しません。だから、ERP連携の前に、図面・部品の構造化が要ります。設計データを構造化し、それをERPとつなぐ——この順番で、設計から経営までが一本のデータでつながります。
経営の情報とつなぐ
ERP連携は、受発注や在庫を扱うERPと、設計側の情報をつなぐことを指します。図面や部品の情報を持つ側として、この連携を備えているのがARCHAIVEです。設計でこう決めたという情報と、経営でこう動いたという情報を、転記なしでつなげる関係になります。