Interview

インタビュー

スエナミ工業株式会社/営業 兼 開発 横山智一様 ✖️ STAR UP/稲元 海翔


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ARCHAIVE導入前の課題


ー(稲元): 本日はお忙しい中、ありがとうございます。早速ですが、ArchAIveを導入される前、どのような課題をお持ちでしたか?

(横山様、以下敬省略): 一番は、見積もり業務の複雑さと属人化ですね。図面が多く、一度に100枚〜150枚もの依頼がくることも珍しくありませんでした。見積もりは私の「感覚と経験」に大きく依存しており、新入社員への教育や、私が不在時の対応が困難でした。
手作業での見積もり算出には時間がかかり、迅速な対応ができませんでした。AIによる見積もりも最終的には人のチェックが必要で、その精度と信頼性の向上を求めていました。


ARCHAIVE導入の経緯と決め手


ー(稲元): そのような課題をお持ちの中、弊社を選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか?

(横山): 決め手はいくつかあります。他社が「できない」と回答する中で、STAR UPさんが「可能かもしれない」と向き合ってくれたことです。私たちの独自の算出方法に、AIがどこまで近づけるかという「可能性」を感じたことが大きかったです。
また、開発の柔軟性とレスポンスの速さも大きな決め手でした。顧客の声をすぐに聞き入れ、システムに反映するスピード感が評価できました。

(稲元): 弊社のスピード感を評価いただけて嬉しいです。

(横山): はい。STAR UPさんの開発チームがユーザーからのフィードバックを元に月2回の頻繁なアップデートを実施していると伺い、その開発体制にも安心感を覚えました。


ARCHAIVE導入後の効果


ー(稲元): 実際に導入されてみて、どのような効果を実感されていますか?

(横山): まずは、複雑な見積もり業務をAIがサポートしてくれることです。特に、図面をアップロードするだけで、過去の履歴やトラブル情報と紐付けてAIが対話しながら見積もりを算出する「コパイロット」のような機能に期待しています。多数の図面を一括で処理し、概算見積もりをCSVで出力できる機能は、私たちの業務を効率化してくれています。
また、既存のExcelデータや独自の計算ロジックをAIに学習させ、材料費、加工賃、外注費などを含んだ市場価格ベースの見積もりを自動算出できる機能も期待しています。


STAR UPへの今後の期待


ー(稲元): 横山様、長期的な視点でのご期待はいかがでしょうか?私たちが目指しているのは、見積もりだけでなく、工程管理、生産管理、原価計算、販売管理、顧客管理といった業務全体をサポートするモジュール型システムです。業務を一貫してシステム上で管理することで、より深い部分での効率化を実現できると考えています。

(横山):それは素晴らしいですね。まさに私たちが求めていた未来です。STAR UPさんの迅速な対応力と開発力があれば、それが実現できると信じています。

(稲元): ありがとうございます。私たちは一社一社のローカルなデータに深く入り込み、その会社独自の業務サポートを実現することを目指しています。今後もスエナミ工業様の課題に寄り添い、共に成長していければ幸いです。本日は貴重なお話をありがとうございました。


スエナミ工業株式会社

代表取締役:末次明

所在地:岐阜県関市側島286番地